【対談】子育てにイライラしている自分を整える方法

二人の男の子

今回は子育ての悩みについて専門家にお話を伺いました。

ボクも子育てにイライラを感じて、小さな子どもが嫌いになった時期がありました。

長男がスポーツ少年団に入団してから、休日は毎週次男と二人きりで過ごすようになった頃のことです。

もちろん、楽しいこともたくさんありましたよ。

でも「もうお腹いっぱい」って思って、街を歩いている小さなお子さんを見るのも嫌だった頃がありましたね。

それを毎日やっているお母さんたちは楽しいことも多い反面、イライラを感じることも多いのではないかと思います。

お母さん、お父さんが子育てを楽しめるヒントになれば嬉しいです。

本日のゲスト

マザーズコーチングスクール 認定マザーズティーチャー 小田和加奈さん

愛知県岡崎市を中心に、主に「トラストコーチングスクール」「マザーズコーチングスクール」を提供するコーチとして、活動していらっしゃいます。
ご自身が子育ての「不安」や「迷い」から開放された経験を活かして、子どもとのコミュニケーションを学ぶ場を提供されています。

インタビュアー

金森写真

お金の学習塾 塾長 金森勇司

金森写真
金森

小田さん、今日はよろしくお願いします。

小田さん写真
小田

よろしくお願いします。

英語くらい話せないと社会で通用しない?

これからは英語くらい話せないと社会では通用しないと思って、長男に英語を習わせています。

でもたまに、行くのが嫌だと駄々をこねます。

家では勉強もせず努力しません。

このままではダメな人間に育ってしまうのではないかと心配です。

どうしたら良いでしょうか?

39歳 専業主婦 長男6年生 長女3年生

金森写真
金森

こんなご相談を頂きました。

アドバイスを頂いてもよろしいですか?

曖昧に使っている言葉はないですか?

小田さん写真
小田

こういう課題は、多くの方が抱えていらっしゃるように感じています。

私自身、このような想いをずっとしてきましたので、お気持ちをお察しします…

では早速ですが、はじめに相談者さまが「曖昧に使ってる言葉」はないかどうか、一緒に考えてみましょうか。

金森写真
金森

曖昧な言葉といいますと…?

小田さん写真
小田

今回いただいたご相談の場合、 例えば「英語くらい」の「くらい」って、どうして付けたのだろう?とか。

あとは「社会では通用しない」というところですが、どういう状態だったら社会に通用していると言えるのだろう?とか…

金森写真
金森

そう言われると、確かに曖昧な気がしますね。

小田さん写真
小田

曖昧な言葉を明確にするだけで、自分が何故こんなこと言ってるのか、という理由にたどり着きやすくなるような気がしています。

金森写真
金森

自分が何でこんな事言ってるのか?

考えたこともないですね…。

小田さん写真
小田

「家では勉強もせず」も、同じように考えてみたらどうでしょうか。

教科書を読むことが勉強だと思っている人もいますし、ユーチューブを観ることを勉強だと思う人もいるのではないかと…

金森写真
金森

親の価値観で「勉強していない」と決めつけてしまってるのかもしれませんね。

小田さん写真
小田

私もそうなのですが、子どものためだと思い言っているつもりでも、よく考えると自分のために言っている、なんてことは多々あります 笑

ダメな人間というのも、お母さんがダメだと思っている人を、お子さんはダメだと思っていない可能性もありますし。

金森写真
金森

何だか耳が痛くなってきました…

小田さん写真
小田

大丈夫ですよ^ ^ 親の私たちは「子育てはこうしなきゃいけない」と、メディアや世間の「常識」と言われるような多くの情報から、いつの間にか正解として「子育てノウハウ」を擦り込まれている可能性もありますよね。

金森写真
金森

ありがとうございます^ ^

でも、自分の価値観を押し付けてしまっているかもしれないというのは、思い当たる節がありますね。

小田さん写真
小田

親は「大学に行かないと将来困る」というように先を見通して考えていますが、子どもは「今」しか見ていないかもしれませんよね 笑

金森写真
金森

そうかもしれません^ ^

自分はどういう子育てをしたいのか

小田さん写真
小田

そこで私は、「自分はどういう子育てをしたいのか」というテーマに向き合うことを大切にしています。

そうでないと、「こうしたら頭が良くなる」とか「こうすると思考力が高くなる」など、世間の色々な情報をキャッチアップして右往左往することになりかねませんよね。

金森写真
金森

「自分がどういう子育てをしたいか」というのは、どう整理したら良いのですか?

小田さん写真
小田

まずは、お母さんお父さんの心の状態を整え、自分が持っている思い込みや決めつけに気付いてもらうことで、「自分がどんな子育てをしたいのか」ということを考えるヒントに繋がるような気がしています。

金森写真
金森

「子どもはこうじゃなきゃいけない」という思い込みに気付いて「自分がどういう子育てをしたいか?」ということを考える..

小田さん写真
小田

それに、子どもにどれだけ勉強させようとしても、子どもを思い通りにコントロールすることはできませんよね。

私は、子どもの心の状態も見ながら「自分はこの子との関わりの中で、今何ができるんだろう?」という問いに切り替えるよう、心がけています。

小田さん写真
小田

子どもに勉強させようと思った時、金森さんだったらどうしますか?

金森写真
金森

うーん。

何も言わないとか。

小田さん写真
小田

それもいいですね!

まずは1週間だけやってみて、子どもがどう変化するかを見てみるなんていかがでしょう?

金森写真
金森

イイかもしれません。

小田さん写真
小田

色々試しながら、お子さんとの関係性の変化を感じていただくのも良いかと思います。

金森写真
金森

そうですね!

親の心の状態を整えることが先

小田さん写真
小田

それから「子どもがこうしたら動くようになるんじゃないか」というように、子どもに対して過度な期待感を持って接してしまうことはありませんか? 「やる気スイッチ」を、無理やり探したりとか…

金森写真
金森

ありますね。

小田さん写真
小田

もし金森さんが「やる気スイッチ」をあちこち探されたら、どう感じますか?

金森写真
金森

ムッチャうっとおしいですね。

小田さん写真
小田

大笑^ ^

小田さん写真
小田

私も、すごく嫌です 笑

とは言え、私たち親がイライラしている時ほど、つい「やる気になってもらわないと困る」というように、押し付けるような関わりをしてしまうこともありますよね…

そんな時こそ、まず私たち親の心の状態を整えることが大切だと思います。

金森写真
金森

まず親が心の状態を整えるということですね。

ご自身の心の状態を整えるのに、小田さんがしてることはありますか?

小田さん写真
小田

金森さん、以前に写経をされていたのをフェイスブックで拝見しました。

写経も、すごく良いと思います。

雑念を無くして今に集中する時間は、大切だと… でも、色々な雑念が頭の中に自然と湧いてきますよね。

金森写真
金森

はい、雑念だらけです。

小田さん写真
小田

それを、少しずつ手放していくようにします。

金森写真
金森

そんなことできるのですか?

小田さん写真
小田

まずは、自分の雑念や心の状態に気づくよう、心がけてみてください。

すると徐々に、自分の雑念に気づけるまでの時間が短くなってくるかと思います。

例えば「イライラしているな」と、1週間前より早く気づけた、とか。

金森写真
金森

気づかないと手放せませんものね。

小田さん写真
小田

確かに 笑

写経だけでなく、呼吸に集中したり、料理に集中したりと、様々なやり方があるかと思います。

自分の雑念に気付き、それを否定せず手放せたら、次に私は自分の機嫌を取るようにしています。

「フルーツを食べる」とか「この音楽を聴く」など、機嫌を取る方法を決めておくんです。

金森写真
金森

「やばいやばい」ってなった時に、〇〇したら落ち着くって決めておくわけですね!

小田さん写真
小田

そんなイメージです。

飴を1個なめるとか、チョコを1個食べるなどでも良いかと思います。

金森写真
金森

この飴をなめたら「イライラ」が無くなるとか自分のルーティーンを決めておくのですね!

小田さん写真
小田

そうです^ ^

金森写真
金森

それなら、出来そうです!

金森写真
金森

話は変わりますが、やっぱり今回のようなご相談は多いのですか?

みなさん同じような悩みを抱えています

小田さん写真
小田

私は「ママカフェ」という、お母さんの集まりを企画しています。

そこでお話を聴かせていただくと、皆さんほぼ同じような悩みを抱えていらっしゃるように感じています。

金森写真
金森

やっぱりそうなんですね…

ママカフェのようなコミュニティーに参加することで安心感が得られることもあるかもしれませんね。

「自分だけじゃないんだ」って思えそうです。

小田さん写真
小田

そうですね。

そういう効果もあると思います。

金森写真
金森

親の価値観の話に戻るのですが、固まってる価値観を壊すことはできますか?

小田さん写真
小田

簡単にできる訳ではありませんが、少しずつ手放していくことは可能だと感じています。

そのためにも「自分はどのような価値観を持っているのか」「どんな思考の偏りがあるのか」などを、まずは知ることが大切だと思っています。

金森写真
金森

「自分の偏りを知る」ですか…

何か良い方法はありますか?

コミュニケーションを学ぶ

小田さん写真
小田

セルフコーチングは効果があると感じています。

金森写真
金森

セルフコーチング?

小田さん写真
小田

コーチングを学び、自分で自分をコーチングすることで、自分に良質な問いをかけられるようになります。

すると少しずつ「自分には、こういう思考のクセがある」とか「こう言われると、こんな風に反応してしまう」などのパターンに気づけるようになっていきます。

そのためにも、まずは「自分の大切にしている価値観」や「物事を判断する際の基準」などを知ることから始めると良いかと思います。

金森写真
金森

そういうことですかー

できるかな

小田さん写真
小田

難しければ、私たちのような専門のコーチに依頼する方法もありますよ。

金森写真
金森

お金をかけてでも何とかしたい人には、それもありかも。

スポーツ選手がコーチを付けてパフォーマンスが良くなるなんてことも聴くようになりましたものね。

小田さん写真
小田

コーチングというと「目標達成」というイメージを持っていらっしゃる方も多いですが、心の状態を整えることにも役立つスキルだと感じています。

コーチングを学ぶことは、コミュニケーションを学ぶことでもあると思っているんです。

金森写真
金森

コミュニケーションを学ぶ時代になったのですね。

小田さん写真
小田

コミュニケーションは勝手に身につくモノだという感覚が強いと思いますが、子どもの頃から学ぶ機会があると良いと、私は考えています。 子どもたちの「失敗を恐れない心」や「折れない心」を育てるキッカケにもなるかと…

金森写真
金森

そうかもしれませんね!

金森写真
金森

では、最後に今回のご相談者はじめ世の中のお母さんお父さんにエールをお願いします。

子どもたちは、お母さんの背中を見ています

小田さん写真
小田

自分が楽しむことが悪いことのように感じてしまうお母さんは、きっと多いかと思います。

金森写真
金森

そうかもしれません。

小田さん写真
小田

これは、専業主婦などで社会と切り離されたように感じやすいお母さんが陥りやすい思考ですが、もちろんお父さんの中にもそう感じている方はいらっしゃるかと…

金森写真
金森

うんうん

小田さん写真
小田

お子さんはもちろん大切な存在ですが、お母さんにも、もっと人生を楽しんでいただきたいと思っています。

小田さん写真
小田

「私だって、楽しんでいいんだ」そう、ご自身を大切に思っていただけたら嬉しいですね。

金森写真
金森

そうですよね

小田さん写真
小田

私もそうだったのですが、

私はお母さんだから、この1冊の本を自分に買うぐらいなら、まずは子どもに買わなければ。服を買うのも、子ども優先で…

という思考になりがちでした。

小田さん写真
小田

そうなると、自分が楽しむことに全く許可が出せなくなってしまいます。

小田さん写真
小田

私は贅沢しちゃいけない、我慢しなければいけない…

そんな想いから満たされない気持ちが溢れて、子どもに対してつい求めすぎてしまうことにも繋がっていく気がします。

お母さん自身が、どれだけ楽しんで毎日を過ごせているか…

子どもたちは、その背中を見ていると思うのです。

私たちお母さんお父さんが、是非もっともっと人生を楽しみましょう!

今日は、ありがとうございました

金森写真
金森

こちらこそ、貴重なお話しありがとうございました!

まとめ

「かなり偏った価値観で今まで生きてきたんじゃないかな?」

最近ふとこんなことを考えたことがありました。

小田さんのお話を聴いて、誰もが多かれ少なかれ価値観の偏りを持っているのかもしれないと感じました。

特に現代は価値観が多様化していますよね。

コミュニケーションがうまくいかなくて当然なのかもしれません。

ボク自身、PTAやスポーツ少年団などの親同士の関係を少々面倒だと感じていました。

これも価値観の違いからきていたのだと思います。

そういう意味でも、コミュニケーションを学ぶのが当たり前の時代になっていくのかもしれませんね。

色々と考えさせられる対談でした。

さて、小田さんは「マザーズコーチングスクール」というコミュニケーションスクールを開講していらっしゃいます。

  • こどもの気持ちが、よく分からない。
  • こどもの癇癪に、疲れ切っている。
  • すぐに、こどもを怒ってしまう。
  • こどもの自己肯定感が、とても低い。
  • こどもとのコミュニケーションが苦手。
  • 自分の子育てに、自信がない。
  • こどもと、もっと良好な関係を築きたい。

こんなあなたはこちらのページをご覧ください。

子育ての「イライラ」が「ワクワク」に変わるかもしれませんよ。

マザーズコーチングスクール(MCS)

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この記事を書いた人

金森勇司

金森勇司

お金の学習塾 塾長
老後2000万円を貯めるためのお金の学習塾を運営。ファイナンシャルプランナー歴1999年〜証券マン・生保マン・郵便局長を経て独立