夫の仕事のストレスを心配している女性が多くいらっしゃるようです。
そこで今回は、新米パパだった頃にボクが感じていたリアルな気持ちをお伝えしようと思います。
当時のボクの一方的な感情なのですが、家庭より仕事を優先しがちな男性の気持ちが知りたい女性の参考になれば幸いです。
新米パパだった頃のことなのですが、「家計を支えなければいけないという責任感」とか「男のプライドみたいなもの」などの根っこにある感情は今も変わりません。
夫が新米パパじゃない女性の参考にもなるのではないでしょうか。
ボクの働いていた環境は特殊ですが、多くの男性の感情に通ずると思いますよ。
特に「男が一家を支えなければいけない」と思ってる昭和気質な男性に当てはまる場合が多いでしょうね。
では、ボクが新米パパだった頃ストレスに感じていた感情を3つお伝えします。
仕事のストレスというよりは、仕事と家庭の間で揺れる男心といったところですね。
目次
感情1:長女が生まれて感じた「オレが稼がないといけない」という責任感とプレッシャー
当時のボクは生命保険のセールスマンでした。
お客さんから契約を頂ければお給料が増えて、契約を頂けなければお給料が減る、いわゆる完全歩合という給与体系です。
だから余計にそんな気持ちが強かったのかもしれませんが、この気持ちは多かれ少なかれ多くの男性に芽生えるのではないかと思います。
子育てや家事が大変なことを頭では理解しているものの、素直に奥さんをねぎらえない時期でしたね。
今思えば「小さい男だったなー」って思います 笑
感情2:家に帰った瞬間に子どもを膝のうえに乗せられた時のやるせない感情
子どもは可愛いし、子育てに協力しようという気持ちもありました。
でも、帰った瞬間に「はい、交代」って言われ、何ともやるせない気持ちになったことを覚えています。
「えっ?さっきまでオレ何してきたん?遊んでたわけじゃないよね..」こんな気持ちです。
当時は奥さんに専業主婦をしてもらっていたこともあって「俺は外で稼ぐから家のことは頼む」という昭和気質がより強かったです。
昭和気質な男性の中にはこう感じる方も多いような気がします。
感情3:不機嫌そうな奥さんの顔に感じたプレッシャー
家に帰って不機嫌な奥さんの顔をみて、何かしてあげないといけないのではないかというプレッシャーを感じていました。
「不機嫌さの原因=自分」という一種の被害妄想のような感情です。
でもそんな時は、何か手伝おうとすればするほど逆効果でしたね。
これもまたボクの器の小ささの問題だったと今は反省しています。
まとめ:がんばって働いていることを認めてもらいたい
今回書いたことは、当時のボクが感じていたことそのままです。
仕事のストレスというよりは「がんばって働いてることを認めてもらい」ってことなのだと思います。
今思えば、自分でも「なんてちっぽけな男」って感じることばかりなのですが、当時は案外深刻に悩んでいましたよ。
ご主人のストレスを軽減してあげたいと思ってらっしゃる方の参考になれば嬉いです。
そう考えると「妻のストレスを軽減してあげたい」って、ボクが思っていればどうってことない事だったとも言えますね。
「がんばって働いてることを認めてもらい」という感情はお互い様ですものね。
「表面的には思ってても、本気で思っていなかったのかもしれない」って、この記事を書きながら悟りました。
月並みな言葉なのですが、結局のところ「お互いの思いやり」につきると思います。
子どもの幸せや、家庭の幸せを願う気持ちは同じはずですもの。
ちょっとしたボタンのかけ違いは早めに直しておくに越したことはありません。
夫婦がお互いに思いやりを持って協力するつもりでいれば、先のことをそれほど心配する必要もなくなると思いますよ。
それから、家計を見える化してお金の情報を共有しておくこともお忘れなく。
いずれにしても、世間の価値観に影響されすぎずそれぞれの家計の価値観を大切にしてくださいね。